※この内容は、2015年7月、個人事業主をしていた頃のブログで書いた内容です。
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雨でした。がっつり雨でした。
さて昨日行ってきたのですが、前回の記事と統合↓

夏越の大祓…なごへのおおはらへ(読み方は諸説)
一年の半分にあたる6月30日に、人間が一番気が枯れる(穢れ)ので、お祓いして、
無病息災を祝う神社の行事です。
田植えの真っ只中で、梅雨でバテている時期だからこそ…ですよね。

毎年行きたくても行けなくて震えるだったのですが、今年は丁度休み・運転手付き、川内に用事たくさん…
で行けるかもしれない。

式典は本日午後2時より。
30分前には受付を済ませていた方がスムーズかも。
詳しくは新田神社へお電話ください(0996-22-4722
料金(初穂料)は気持ち…といいますが、一人1000円くらいが相場みたい。
家族だと3000円くらい?

新田神社、公式サイトとかないんですね。
夏越情報がネットになくて、お忙しい中直接聞くことになりました。
無事に参加できたら、プチレポなんかしたいと思います。
とりあえず覚える祝詞。

水無月の 夏越(なごし)の祓いをする人は
千歳(ちとせ)の命 延(の)ぶといふなり


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朝一に向かったので、午後2時まで時間を潰すのは骨が折れました(笑)
30分前に神社へ到着…上まで登っても、他の車が見当たらず。あるの?と不安になる。

御守り売り場の巫女さんに聞いたら、「中に入って右側の受付です」と教えてもらう。
新規だったので、帳簿を書いて、今度から人形札(白い紙を人型に切ったもの)を郵送してもらうようにする。

事前にこの人形札を書いて受付すれば、当日来なくても祈祷が出来るようです。たくさんありました。

さて、名前を書くか…ちょうだい、と言ったら、儀式の時に渡しますと言われました。
はて?タイムオーバーするよ?

雨脚は強まるばかり。
平日ということもあり、集まったのは15名ほど。
奥へ通され、大祓スタート。

6名もの神職さんたちが3:3で向かい合う。
大祓詞、奏上(そうじょう)
神道のスタンダードな祝詞です。仏教でいう、般若心教みたいな。
長いんですよ。
内容は、神様がこの国に降りてきて国を作った歴史、その際罪がいっぱい出来ちゃったよ、その罪を各自担当の神様たちが、リレー方式でなくしちゃうよ、清まった~!(超意訳)

日本人たるもの、大祓くらいは覚えておきたい(無理いわない)
神主さんたちもカンペ…じゃなく見て読みます。

白い紙に包んだ人形(ひとがた)と紙ふぶきと麻が混じったものを渡される。
人形に治って欲しい部分をなすりつけ、息を3回吹きつけ厄を移す。
そして紙に包み戻して返却。

これを後で、燃やしたり川に流したりして、厄をサヨナラするそう。
でも名前書かないって…効き目あるのかな?名前重要じゃなかったかな。
書けばよかった!

紙ふぶきは「切麻」(きりぬさ)といい、塩のように穢れを祓うアイテム。
よって自分に振り掛けます。
これみんな戸惑っていました。

ここで、茅の輪が無い理由に気付く。
夏越といえば茅の輪。
茅を人が通れるくらいの輪にして、それを潜って厄を落とす儀式です。
その時に↑の「水無月の~」の祝詞も唱えます。
茅の輪作るの大変ですしね。今は茅も手に入りにくいし…でも潜る気マンマンだったので、ちょっとがっかり。
切麻で祓いましょう。

その後、玉串を本殿に供えたりなんなりで、大体30分でした。
ずっと立ちっぱなしなので、お年の方はふらついていました。

それから受付で、お下がりを貰う。
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おお、ミニ茅の輪だーカワイイ。

下の休憩所でお茶とお菓子のサービス。
ふと、目の前のおじさんの袋に目がいく。
でかい。そして領収書には壱万円…ひえー!お一人なのにすごい。
てっきり常連さんかと思えば、初めて来たとのこと。

うち…3000円…2人分で奮発したつもりだったけど…少なかった?
七五三の時は5000円~と決まっているからアレですが。
違いといえば、お下がりの大きさだけなんですけどね。
お気持ちが目に見えてしまう気まずさ(笑)

こういうとき、地元にちゃんとした神社があればいいのにと思います。
氏子になりたい。祭り参加したい。

初穂料は神様へ…というより、「神社の維持管理に少しですがお役立てください」という気持ちで収めております。
国宝の神社ですら、改修費が足りないと駐車場にマンション建てようとする、世知辛いご時勢ですから…
神道は!日本人の礎(いしずえ)ですよ!

こんな事書くと宗教かぶれに思われると思いますが、そもそも神道は宗教じゃないって知ってました?
道とかくので、柔道や書道みたいなものらしいです。
誰でも気軽に寄ってって、そんなフランクな神社が大好きです。

さて、初の夏越の大祓(読み方が色々でした)
雨の神社というのは雰囲気ありまくりで、良い意味でぞくぞくしました。

病は気から。気を神様に補充していただいて、また元気に仕事が出来たらいいなーと思います。
ほんと、元気があれば、何でも出来る!
長文になってしまいましたが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【参考書】
・菩提へのいざない
・ぎんぎつね(集英社)





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はい現在記入。
何かに縋りたくて必死で神社用語とか覚えていた頃ですね~お恥ずかしい。
お金無かったからって3000円で偉そうだな(笑)

結局、大祓詞は覚えるの無理でした。般若心経は覚えたけど。
この頃は仏教があまり好きじゃなかったんですね。今は釈迦超リスペクトだから解らないものです。

父が亡くなってから○○家血縁者はガタガタでして。
これはお祓いでもするか!と思い出したのが、以前受けた夏越の大祓でした。
大晦日の大祓の方がメジャーで、こっちは知らない人が多いんですよね。
神社はもっと宣伝上手になった方がいいと思うの。
私に任せたら梵天並に宣伝するのに(笑)

今年の30日は土曜日なので子ども達も参加出来ます。
妹にも聞いたら「絶対行く!」と。
うちもたまたま夫が仕事休みで、これは何かに導かれていますね。

皆様も参加されませんか?
高身長で武道やってそうな女が家族連れでいたら私です。
お気軽に声かけてくださいね。

詳しくは新田神社へお電話ください(0996-22-4722
通常ご祈祷と間違われるかもなので、「大祓(おおはらい)の方です」と言った方がいいかも。
「なごえ」ではなく「なごし」と呼んでいたような。なごし祭。

やだ!前ブログに書いてた電話番号間違えてた!かけた方すみません!!
先ほど確認したところ、当日申し込みでいいようです。
午後2時からです。30分前から受付済ませているとスムーズです。
初穂料は今年は家族で1万にしておこう。
お一人なら3000円、夫婦なら5000円くらいでどうでしょう?お気持ちだから!

雨が降ると階段など滑りますので、どうぞお気をつけてお越しくださいませ~。