学校って何なんでしょうね。
長女の不登校を切欠にして、考え直す機会が与えられました。
外国の方から見れば、同じ制服を着てずらりと並ぶ生徒の様子は「まるで軍隊だ」と言われるそうです。
実際、校則も厳しく軍隊と変わりないですよね。
私、自衛隊で研修した事ありますけど、お給料貰えるだけ軍隊の方がいいかもしれない。

最近日大の反則問題で、大学側の対応がぐだぐさなのを叩かれていますが、
スポーツ界は特に軍国主義が色濃く残る所です。
監督の命令は絶対で、逆らったら懲罰。

幼い頃からスポーツの世界しか知らない選手達が、悪い事と知りながら従うのは仕方ないと思います。
ホリエモンが日本の教育は、
「社畜量産プログラムだ」
という事を書いていましたが、社畜は自主的な思考を奪われ、洗脳されやすい人の事です。
「考えるな、お前らはただオレのいう事に従っていればいいんだ」
という支配者の言葉に疑問すらもてない。

家庭内でも、少子化で過保護化した親が、子供の自主性を奪います。
危ない事はさせず、全部お膳立てします。

私は父と折り合いが悪かったですけど、父の口癖はよく覚えています。
「問題意識をもって行動しろ」
問題意識…自分は何のためにこれをするのか、どうしたいのかと常に考えるという事でしょう。

例えばなりたい職業があるから、その大学に行くために勉強する。
でも大半の子供は、まずなりたい職業が解らない。
何故勉強するのか解らないまま、漫然と従って、何となく大学行って、それなりの会社に勤める。
それが悪いわけではありませんが、主体性の無い人生は後悔がつきものです。

長女は昔から保育士になりたいという目的があるのですが、学校で勉強するにあたって立ちはだかるのが、
上記で述べた軍国主義です。
厳しい学校なので、そのシステムについて行けなかったらしい。
塾は喜んで行っています。

甥も部活で大変です。
先生が典型的、昭和思想の人でかなり支配的。
自身は小さな子供が居るのに家庭そっちのけで、休み無しの部活です。
土日も1日部活って、どうかしている。
こういうタイプは奥さんから疎んじられているので、自分が王様で居られる部活にのめり込むんですよね。

障害のあるバイオリニストの講演で、先生にいじめられた話が出てきました。
どうしてそんなに虐待するんだ、と聞いた彼に、
「おれは生徒を支配したくて、先生になったんだ」
と言い放ったそうです。
正直すぎる。
中学校の先生ってそんな人多かったですよね。

遠方から自転車通学して、坂をヒーヒー登っている子を見て思い出しました。
私も6kmの山道を自転車通学していましたが、その事に何の疑問ももたなかった。
学校に行くのは当たり前で、先生に従うのは当然だった。
今思えばおかしい事ばかりです。

その違和感を今の子たちは感じているのでしょう。
前に不登校児は強い、学校に対してストライキしているからと書きましたが、本当にそうだと実感します。

近い将来、学校の在り方も様変わりするでしょう。
田舎の公立は一番後でしょうね。
最近、少し遠くの私立中学の話を聞きました。
生徒の自主性を認め、先生達も生徒ものびのびしているそう。

次女は私立に行かせようと思います。
所得により補助があるから、何とかなるんじゃないでしょうか。
長女には可哀想な事をしました。
みんな行くし~と何の疑問もなく地元の公立に入れてしまいました。

でもまだやり直せますから。
中学はもう諦めて、高校からデビューすると思います。
私自身、挫折を繰り返した人生なので、何とかなるという気持ちが強いです。
親が模範的な社会に生きてきた人だと、なかなか難しいと思います。

ドイツのように、子供時代から適正を見つけて伸ばす、マイスター制度が日本にも欲しいですよね。
手先が器用な人種ですから、きっと良い職人さんが育つと思う。
私も職人になりたかった…。

ストレスが高じて、絶対しないと決めていたパッチワークに手をだしました。
P_20180528_073820_1_1

写真だと色がつぶれるのが残念ですが、とっても可愛い。
右の帽子も作りました。総リネン!買うと高いぞ。
帽子って作れるんですね。
布を立体的に継ぎ接ぎしていると、職人気分でとても楽しかったです。

市販の帽子、大きくて58cmまでで、60cmの私には入らないんですよ(涙)
頭大きいのは頭良い証拠なんだからねっ!?

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ
にほんブログ村

開運カウンセリングランキング