先日、高校時代からの友人達が遠方遥々遊びに来てくれました。
以前書いた、スタシーの二人です※1
&ケイちゃんの子供二人。

今回は読んだ本、
アースエンジェル
ドリーン バーチュー
クレイヴ出版事業部
2007-12





から二人が天使系とスターピープル系だと伝えたくてうずうずしていましたが、
ある出来事ですべて吹っ飛んでしまいました。

姉からアドラー心理学を勧められて、嫌われる勇気はピンと来なかったものの、
他の本など読んで少しずつその理念が理解出来ていました。
不登校の会で出会った内科の先生も、アドラー心理学からコーチングをされていて、興味は深まるばかり。

なのに。
全然まったくでした。

ケイちゃんの下の子はやんちゃ盛りの4歳。
反抗期も来ているのか、いたずらをして怒られても動じない。

わざと床にお菓子を落としたので、
「あ~それどーするの~」
とドス利いた声で聞いて、拾うか根競べしても折れない。

そのうち、うちの下の子がタタターと来て、4歳児に何やら耳打ちした。

すぐに拾った。

私達は驚いて、何を言ったのか聞いたら、

「拾ってください。って言った」

うわーーー!!!ガツン!!!と頭叩かれたようでした。


・私→大人だからエライ→上から目線→対等じゃない
・下の子→対等どころか、下からお願いした

4歳児といえども、男の子ですからプライドは出来上がっています。
上からの言葉を聞くわけがない。
聞いたとしたら、それは恐怖や威圧などで、大人が子供をコントロールしている事になる。
それはアドラー的にNOですよね…。

7歳の我が子に強く学びました。
この子は高機能自閉症でして、それにしてはいつもニコニコして丹田が強い。
たまにものすごく大人びて感じる事がある。
お菓子はあげる(姉はくれないのに)、人と争わない、悪口も言わない。

クラスのやんちゃな男子が、女子の消しゴムを取ってはサッカーしたりして遊ぶ嫌がらせをするそうなんですが、
子はそれをずーっと静かに眺めて、ほとぼりが冷めたら、
「もういい?返してね」
と冷静に言うそうな。

この子を産んでから経済的にも精神的にも救われました。
うちのライトワーカーや!

私は18歳で社会に出たのですが、大人が大人じゃないのに苦しみました。
悪口、陰口、足の引っ張り合い、強制、ゴミのポイ捨て…小学生でもしない事を平然としていました。
大人として立派ではない人間が、子供には偉そうにする。
この社会はほぼそれ。
私も間違った大人でした…。

課題の分離は大切な事を教えてくれます。
相手を一人の人間として尊重し、対等にしていれば自然と自立していく。
不登校だった上の子も、私から変わったお陰か新学年から行くようになりました。
うれしい。

子供の問題は、親の問題ですね。
親が自分を見直すと解決する事が多い。
多くの人が自分では解らない事もあるので、人に相談してみるのも手ですね。
テレホン人生相談を聞くと、ぶった切りで気持ちよくなります(笑)

参照:子育ての悩みを解消いい子に育つには?アドラー心理学4つの知恵

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嫌われる勇気の作者さん。
叱っても褒めてもダメって、放置、ネグレクトかいっ!って思うかもですが、
そうじゃなく、「見守り」「支える」「子供がヘルプを出したらそれに対してだけ手を貸す」
「手を離しても、目と心は離すな」
ですね。

不登校の会に言った時に、「うちの子供は欠点だらけだ」と断言していた親御さんは、
子供の何を見ているんだろう?と考えさせられました。
親最大の仕事は、我が子とコミュニケーションをとる事ではないでしょうか。
日本では「子供の為に稼ぐ」のが偉いとされていて、ナンダカナー