母方の祖母はまじない師をしていました。
といっても、帯状疱疹や疳の虫退治くらいだったそうです。※1

祖母…トミの母親は離婚して再婚しております。
父親は義理という事です。
この義理の父親が、ガチの拝み屋だったそうです。

ある時自宅の下が大火事になり、あわや燃え移る寸前に風が逆に吹き、何も燃えずに済んだ。
方術を使ったという話より、近所の人が総出でふすまや畳を運び出してくれたエピソードにうるっと来ました。
それだけ人望があった方のようです。

義理の娘のトミにもとても良くしてくれたのですが、60歳くらいで亡くなりました。
トミがどれくらい義父の技を継いだかは不明です。
ただ義父の持ち物だったという神棚からは、古い出雲大社の札が出てきました。

以前私を守っていてくれた大蛇は、黄色に黒の模様だったそうで、
出雲大社の神使のヘビもその模様だと後から知り、義父の計らいなのかなーと有難く感じました。
家系を代々守護する存在だったのかもしれませんね。

ある切欠から居なくなった…天に行ってしまいました。
私がもう大丈夫だと思ったのでしょう。
その影響か、えらい雨女だったのに急に晴女になりました。
最後に、
「甘えろよ!」
と怒鳴られたので、遠慮なく天候を変えてくれるようにお願いしています。

血統的にはそういう家系ではない…と思ったら、なんとトミの母方の叔母がまじない師だったそう。
彼女が帯状疱疹のまじないを教えたそうです。

母方は8人も兄弟がいますが、皆器用で優しくて植物を育てたら異常に大きくなります(笑)
緑の手というそうですね。有難い遺伝です。
3人姉妹で私だけ受け継ぎました。

父方は学者の家系で、頭が兎に角良かった。
しかし霊感も強かったという…。
父は酷い憑依体質で夜は何度もうなされていました。※2
Wでそうなので、三人姉妹が変人なのも当然ですよね(笑)

定期的に夢に現れてくれる祖母ですが、先日も出てきてくれました。
あの世のご先祖控え室みたいな場所に居て、祖母を見つけた私は子どものように抱きつき、甘えました。
祖母はあの笑顔で優しく受け止めてくれました。
すごく癒されました。

節目節目に現れてくれます。
この翌日、もしかしたら諦めていた師匠が見つかったかもしれません。
その話はまた。

血筋がどーのこーのだから才能があるないとかではなく、ご先祖から引き継いだ能力は本当に嬉しいものです。
見よう見まねで書いたお札やお守りが異様に効くのも、血のお陰かもしれませんね。
昔は過敏なので辛かったけど、過敏だからこそ気付ける事も多い。

ナントカとハサミは使いようですね。あれ?違う?

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※1帯状疱疹のおまじない

※2『ほっしゃどん』怖い話まとめブログ
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多次元宇宙を信じます。読み返すと何故か泣けてきました。

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結局買ってしまいました。断捨離どうした。
人間臭くて微妙に性格悪いこちらの晴明様が一番理想。

力の持て余しや使い方なども大変参考になった作品です。

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今日、父方祖母が104歳の誕生日です。
流石に90歳を越えると生きるのがしんどいようです。
因業ババアと言われて、お迎えも来ないという…。
母方祖母との落差が激しい。