こころの時代「唯識」5回目。
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唯識の科学性がテーマでした。
理論物理学者が出るとの事で、大好物の素粒子の話かと思ったら、全然違いました(笑)

学者さん、ガッチガチの理系でそもそも宗教とか心理学とかまっ…たく興味なさそうでした。
被せるように科学の話を捲くし立てる学者に対し、仏教学者の横山さんはメモとったり熱心。

世間では長話に付き合わせるのは老人ですが、逆でしたね。
聞く姿勢、学ぶ姿勢を忘れない横山さんに好感もちました。

物理学者の方は、頭はいいのだけど世の中の…平面的な面しか見ていないなーと感じました。
科学を極めた人ほど、神の存在を信じざるを得ないといいます。
人間の脳ごときが、宇宙を理解しよう、解き明かそう、ましてや支配しようなんておこがましいと思うのです。

それこそ学者さんが仰った、犬が冷蔵庫が冷える仕組みを理解しようって、ムリな話と同じ。

科学の発展を幸福と考える学者と、心の状態により幸福が得られると考える宗教家。
食い違いすぎて見てる方が肝冷えました(笑)

私がハッキリ感じたのは、科学の発展は生活を便利にはするけど、人を幸せにはしないということ。

スマホは本当に凄くて、何でも出来てしまいます。
だけどそれに噛り付いている人たちが、心から幸せなのか?と本人達に問うても、
「別に…」
というかもしれません。

日本はこんなに豊かなのに、自殺率が異常。
かえってあまり豊かではない原住民の方が幸福度が高いという。

心の幸せを追求した時に、必要なのは金か?物か?豊かさか?
学者は「幸福には普遍性はない」と回りくどく言いました。
普遍性ってよく聞くけど、調べたら哲学みたいにわからん。
「すべての場合に 当てはまる可能性」という意味らしいです。

つまり、「それな!って幸福は無いぜ」といいたいのかも。

仏教の先生は、珍しく反論しました。
幸福に普遍性はあると。
幸福な人たちは、みんな人の為に生きている。
そこにいるととても温かい気持ちになる。

アドラーも言ってた「他者貢献」ですね。
人間は人と関わる事でしか、幸福になれないといいます。
孤独は最大の病とも。

私はお金は無い方かもしれませんが、心許せる友人達が居てくれます。
みんな私の事を認め、褒めてくれます。
親に得られなかったものを与えてくれ、拗れた心を治してくれました。
その恩があるので、私も出来る限りの事をします。

そういう善の関わりがどんどん心を豊かにしていきます。

押し付けではだめなんです。
わが身を削るような無理してもだめ。

自分という器が満たされて、あふれ出たその余力で人の為に何かをすればいいのです。
私は今絶賛無職なので(笑)ボランティアに積極的に行ってるのも溢れてるからです。
家の掃除しろ?あーあーキコエナーイ!!

「自分が人の為に役立っているんだ」

小さな子供から働く大人まで、この意識が一番社会を豊かにしていくと思うんですね。
返ってくる感謝の言葉と笑顔がご褒美です。

家庭内こそこれが必要なんですけどねー。
当たり前になっちゃって、言葉にすらしないんですよね。
そりゃ掃除放棄してボランティアに走る(笑)

今日は満月です!
参照:満月から新月までのエネルギーの変化!
なんだか盛りだくさんみたいですね。
浄化とデトックス…首の後ろに水シャワー当てると大変スッキリします。プチ滝行。
悪いもん出してからじゃないと、幸運は入ってきませんからね。
出すぞー!

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第6回(最終回)を見逃した事に今気づいて、凹みました。
きっと再放送してくれる!
唯識に生きる (NHKシリーズ NHKこころの時代宗教・人生) [ 横山紘一 ]
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