嫌な事があった時。
私は牛の食事のように、飲み込んだと思ったらまた出して飲み込む…を繰り返す奴でした。
常にそのイヤな事が頭でぐるぐると止まらないんです。

考えないようにしようとすると、ますます止まらない。
反芻(ハンスウ)するうちに、どんどん落ち込んでしまいます。

でも終わりが必ずあり、3日程ずーーっと考えていたら、飽きる(笑)
疲れきって、ようやく這い上がるのです。

なので、B型の兄弟達のようにすぐに切り替えられる人が羨ましかった。
「悩んでも仕方ないし」
であまり考えないのです。

こういうタイプは強いショックが来た時、意外と脆い。
日頃強そうな人が鬱病になったりするのも、もしかしたら悩み慣れしてないせいでは?
ぐじぐじ悩む人は、案外それが自己防衛になっているのかも。

とはいえ、苦しいモンは苦しいのです。
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じゃなくって、瞑想。タダ。
暴れまわる思考回路を落ち着かせ、客観的に見詰めるのです。
マインドフルネスのように、体の感覚に集中するのも思考を止めるのにいいですね。

嫌な事が浮んできた…と思ったら、膝の上でトン、トンと指をゆっくり動かしてください。
指を動かす、指の腹が膝につく、膝の感触…一つずつ味わうのです。
思考がストップします。

思考の動きを、ブッダは炎で現しました。
素晴らしいまとめなので、読んで欲しい。
参照:心(脳)は色受想行識の炎で渦まく炎のよう
NHKの心の時代を私も見ていたのですが、これには驚きました。
覚醒者はほんと、真理に目覚めたんだなーと。
科学がようやくこれに追いついてきたという。

般若心経では、
『無色無受想行識』の部分ですね。

空(くう)が構成する実相(現実)の世界では、
形あるもの(色)は何もなく、感覚(受)も、思い(想)も、分別(行)も、認識(識)も、何も無い。


空=素粒子というのは何度も書いてますね。
私達がある、と思い込む事で素粒子は集まり形を成します。
でもそれは映像のような幻想なのです。
だから「何も無い」

覚醒者は、この世が無である事に気付きました。
『色受想行識』という脳の回る炎に支配される事から抜け出しました。

瞑想をすると、この炎が鎮火するのです。
ぐるぐる伝達する動きも止まり、

『いま、ここに、あるがまま』

になります。
すると無駄にフル回転していた脳が休まり、静けさが訪れます。
心の平安です。
頭で常にごちゃごちゃ考えている人は、絶対にやった方がいいです。
私はこれで、だいぶ悩み反芻から抜け出せました。

「でも無とか言われたって、私が悩んでいる事実には変わらないじゃない!」
こういう反論は昔よくしてました(笑)
セドナ・メゾットを教えられても出来なかったな~
今なら使い方が解ります。

まず上の脳の無駄な空回りを把握します。
想(思い)の部分だけ酷く燃え上がり、他の五蘊(ごうん)が乱れまくります。

「この正常ではない状態はどうしてですか?」
自分に問いかけます。
「あの人が酷い事を言ったからだ!」
「私は被害者、まったく悪くない!」
「あの人を許せない!」


許さない、という心って大変苦しいものなんですけど…
「この苦しさを、ずっと持ち続けたいですか?」
「…いいえ、苦しいです。でも許したくない」
「許したくないのは何故ですか?」
「無念だから、悔しいから。傷ついた私の心が癒されないから。私が可哀想でしょ?」
「自分が可哀想だから、許したくない?」
「そう、謝らないと許さない」
「あなたは本当に可哀想なの?」
「…酷い言葉で傷ついたけど、それで私の中の物が壊されたわけじゃない」
「○○と言われても、私は○○じゃない」

「あなたは可哀想じゃないね?」
「はい」
「許したくないから、被害者意識にしがみ付いてた」

「まだ許せないと、苦しみたいですか?」
「もういいです。疲れた」
「では、あの人を許さない気持ちを手放しますか?」
「はい、手放します」

手放しは、データーを消すように「消去」でもいいですね。
バーが短くなっていって…消去ました。みたいなイメージ。
瞑想で苦しくなる方は、まずこのセドナ・メゾットで整理してからの方が、スムーズにいくと思います。
この時、必ず胸に両手を当ててください。ハートの声を聞くためです。
そう、青の字はハート(魂)の声。赤はマインド(脳)です。

脳に支配されるって、もう勘弁じゃないですか?
固定概念だらけで、ちっとも正確じゃない。腸の方がずっと賢い。
人間の本質はハート、そして腹にあると思います。
瞑想で是非、気付いてあげてください。

タダだから!!

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