いちき串木野市でちょっとしたアクシデントで、11時~16時まで時間を潰さないといけなくなりました。5時間…(映画タイタニックは3時間ちょいだったな)
一旦帰る事も出来たけど…折角だから、独身時代に1回だけ行った事のある冠獄園に行ってきました。
中国風庭園…お金かかってんなーという感想しか浮かばない、俗人(笑)
下の方にある公園もすごい中国していて、
「これはコスプレイヤーの撮影会にうってつけでは…」
と考えるオタク。
天気も良く桜舞い散る中、物産館で買ったピチピチの寿司を食べて、さぁどうするか。
最近ずーっと時間に追われていたので、何もしなくていい時間…というのにちょっと戸惑う。
でもせっかくだから、気の赴くままに動いてみよう!と、まずは冠獄神社へ。
相変わらず願い事が浮かばない。
そこから左に行くと、弘法大使のお堂があり、奥には歴代お坊さん達のお墓が。
紫尾神社に行く途中も似たのがあり、でも雰囲気が違いました。
こういうのも弱い。
自然と信仰が一体化した姿は美しい。
元は山岳信仰(修験道)で密教(真言宗)が入ってきてミックスなったのかな。アチコチに仏像が。
不動明王像は、山肌に3段構えになっていて、中段までは登れたけど、上はほぼ垂直の崖。
もう一つ先にはこんなお堂も…。
高所恐怖症なので断念。
途中流石に足が疲れて、池を見つけて足を浸ける。
これオススメの疲労回復法で、冷やすほど温まるんです。
写真はアレだけど綺麗な水ですよ。
身体じゃなく、心が。
父を1年看病して、見送り、長女が不登校になり、下の子がいじめで転校して…
3年くらい平穏な日々が無かった。
父の死後整理は姉と二人で頑張ったけど、あとはずっと一人で我慢我慢の日々。
身を削り過ぎて、喜怒哀楽の感情も沸かないくらいだった。
無痛になる事でしか、自分を守る事が出来なかったんだ。
ポタポタと涙が出てきて…後ろが不動明王のお堂だった安心感からか、とうとうこう言った。
「私を助けてください」
私は親がネグレクトだったこともあり、誰かを頼る事がとても苦手でした。
何でも一人で片付けようとしてきた。
誰かの為に動いてばかりだった。
数年前に天に戻っていった、守護霊の蛇さんの言葉がよみがえりました。
「もっと頼れよ!!」
素直に頼れば、弱音を吐けば、誰かが助けてくれたはず。
愚痴は言うけど、いつも肝心な所で遠慮する。
一人でやれると過信している。
私は信仰してるのに、神仏に頼った事が無いでした。
頼ったらいけないような気がしていた。
そのわだかまりが、第5チャクラ=喉に溜っている事に気づいた。
私は喉が弱く、この日も腫れていました。
「助けて」
何度も言いました。
「助けて。もう限界。頑張れない。疲れた。助けて。私を助けてよ」
涙が池にどんどん波紋を作ります。
感情を吐き出せた事で、何だかスッキリ。
心なしか、喉の痛みが減りました。
バシャバシャと池で顔を洗い、池の主に一礼。
足も軽くなり、下に降りて行きました。
庭園の案内の方に、ゴマ岩から、上まで行けなかった不動明王像が見れると聞いた…との情報を聞き、
この時点でもう15時だったけど、行ってみる事に。
ゴマ?胡麻?と思ったら、護摩壇でした。
密教の加持祈祷…簡単に言えば、願い事を叶える為に火を焚くの。
昔、敵国を調伏(呪ってやっつける)為に護摩壇したとか。
山道を上がると、なんとほぼ垂直の鉄のはしごが。
奥に見えるのが護摩壇。
高所恐怖症には躊躇したけど、頑張って登ると大岩の山といった感じ。
かなり高い。やばい。足がすくむ。
降りれるのか恐怖が上ってくる。
落ちて怪我をする自分の姿が浮かぶ。
ここで気づいた。
山道を歩いてる時もだったけど、ふとネガティブなイメージが沸くんです。
元々超ネガティブ人間ですからね。
このマイナス思考がまだ残っていて、引き寄せていたんだ…と気づく事が出来た。
これを何とかしない事には、夢実現とかありえへんわけで。
私は願いを込めて、不動明王真言を唱えました。
「勇気をください」
と願いながら。
そして、かつて敵国を呪った場所で、世界平和を願いました。
人間の争いの渦中にばかり居た私は、もう人が憎み合うのはうんざりです。
違いを認め合い、慈悲にあふれた世界を創りたい。
岩に寝っ転がっると、空しか見えません。
夢では空が飛べる私ですが、今は飛べない。
ちょっと、
「あーもう飛び降りちまおうかなー」
という誘惑も浮かびましたけど(笑)
さて降りるか、で高所恐怖症の怖さが無くなっている事に気づきました。
あっさり降りられた。
あんなに足が震えてたのに、嘘みたいでした。
私はパワースポットというブームで作られた言葉はあまり好きではないし、感じる力はほぼ無いんですけど、ここは何かあるかもしれません。
少なくとも私の心の弱さが克服されました。
案内の方が言うには、上記の高僧の墓もかなり癒される方が多いとか。
あくまで見えない、イメージですけど、龍がたくさん居ました。
特に私が寄った池には優しい母性的な龍が居て、慰めてくれた気がします。
もうちょっと素直に、周りの人や神仏を信じ、頼る事をしようと思います。
帰ろうとしたら、目の前のバイクのナンバーが、2222
“あなたの信じる心と信じる勇気が、すべての道を切り開きます。勇気を出して、信じる心を持ち続けてください”あなたは一人ではありません。
いつでもあなたの周りには多くの天使がついて、あなたを守ってくれています。
助けてとこちらから言わないと、あちらの方は手を出せないそうなんです。
と人に諭していて自分が一番やってなかったという(笑)
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山で遭難してから登山なんてNO!だったけど、何だかんだで山が好き。
ちゃんとした装備であの崖にチャレンジしたい。
ちなみに帰宅してから夫にこの話をすると、
「なに荒行してんの」
と言われた。
仏像があれば崖をも上る。それが私のジャスティス。