一皿100円を売りにしている寿司屋へ行ってみました。

入ってびっくり、店員のいらっしゃいませー!はなく、自動音声。
案内が無いのでどうすれば…と突っ立っていたら、ペッパー君と銀行にあるような順番札出す機械がある。
人数と席の種類を指定したら、席の番号が出てそこへ。
これまで店員さんに会う事なし。

座ると、タブレットで注文する仕組み。さすがにそこは出来たけど、届く度にベルと音声が鳴り、それが多数の席からひっきりなしだから…やかましいわっ!

ネタは薄く味気なく、シャリは生暖かく崩れ落ちるくらい緩い。
機械で握ってるなーと思いましたが、それにしては波動がこもっている。
以前、食べ物は波動が宿りやすいと書きましたが、
そこの寿司からは店員さん達の声が聞こえました。

「あーもう…作っても作ってもキリがない…」
「まだ頼むのかよ。いい加減にしろよ」
「早く帰りたい…つまらない…」

おそらく、工場のラインみたいなところなんじゃないでしょうか?
山〇パンやセブン〇レブン弁当工場の従業員の嘆きと同じような声でした。

安かろう悪かろうだけでなく、低波動…。
流石にレジは店員さんでしたが、あまりの忙しさにもう接客のせの字すら無かった。
機械かと思った。

私も接客多かったですが、人と人とが触れ合うから飽きないし楽しいのに。
店員さん達を機械の一部にしてしまっている。
片付けてる店員さん達も皆、表情が死んでいた。

嘘でも、笑顔で明るく
「っいらっしゃいませぇ~~!!」
と声を張り上げると、士気も高まるんですよね。

店員を大事にしない店の商品なんて、波動低くて買う気がしません。
特に食べ物屋さんは注意です。
口に入れ中に入るものですから、影響が強い。

にぎりと言えば…高級素材で高い機械を使ったコンビニのおにぎりより、
お母さんが適当に握った方が断然おいしいのは何故だと思いますか?
手から波動が出るからです。波動というと大げさですね、「気」が入るがいいかな。
気合が入る、というのは料理でもそうで、食材に触るという事はその人の気が籠る。
イライラしながら作った料理は、レシピ通りでも不味いです。

不景気が長く続き、安いものばかりを追い求めた結果、安かろう悪かろうのものばかりの世の中になってしまいました。
大量生産・大量消費・大量破棄…何だか疲れてきました。
利便性を求めて機械化した結果、労働の楽しみもない。
人間が機械の一部になって働く。
うーんデストピア感。

今、良い素材や本物は高いというイメージですが、それに見合う価値はありますよ。
本当の醤油は風味が凄くて、少量だけでいいから結果長くもつもの。
素材がおいしければ調味料すら少しでいいですし。

外食に健康を求めるのは間違いといわれる昨今ですが、せめて料理人が楽しく作っているお店に行きたいと思います。

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監修は深夜食堂の料理家の方です。
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