前半余計な①

さて、その本とは。
(文庫)もう、不満は言わない (サンマーク文庫)
ウィル・ボウエン
サンマーク出版
2012-05-16


行き着けの店で見つけ、借りました。
この頃はすでに、霊能者巡りしていて失望繰り返してたのかな。

たった21日間だけ、不平不満、悪口を言わないルール。
簡単だと思っていたら、まっ……たくもたない!
1日もクリアできない!
これでいかに自分がネガティブ発言多いか気付きました。ほんと無自覚でした。

日本は言霊の国…マイナスな言葉はマイナスを呼ぶ。
というより、脳は騙されやすいので、人に対して言った言葉も、
自分に向けられたと反応し、傷つくそうです。
「バカ!って言ったやつがバカなんだからな!」
は真理だったわけです。

当然、聞く方もいい気持ちになりません。
ネガな言葉を垂れ流していた私は、公害そのものでした…。

本書には成功談がたくさん書いてあります。
内容もとてもいい話ばかりで、中古ですが合計5冊買いました。
あげたり貸したり寄贈したりで、手元に無い(笑)

この本でまず、
「悪意を垂れ流す公害な自分」
「他者を愚痴のゴミ箱にしていた自分」
に気付けたのが、私が変わる最初の一歩でした。

かといって、出さないと体中に毒素が溜まるようで、苦しくてまったくクリアできません。
3度も挫折した。ダイエットと同じ。
そんな自分を「ダメなやつ…」と余計に傷つけてましたね。

いつも「~ねばならない」という厳しさがありました。
自分に厳しいから、人にも厳しい。
マナーを守らない人間に本気で「逝けばいいのに」とすら思ってた。
かといって、自分が正しいかと言われると、悪い事もしてるんですね。

これは強い劣等感からきてました。
自分の存在価値が軽いと思うから、「ねばならない」と無理をして、価値を高めようとします。
当然、周囲の評価も大変気にします。
ストレス・フルな生き方ですよね。

自分に自信をつけようと、闇雲に何でも習得してきました。
器用貧乏の代表みたいなやつで何でも出来てしまうのですが、すぐ飽きてポイ。
真からそれが好きなのではなく、「出来たら自慢できるかな」な気持ちでやってるんですから続きませんよね。

空いた穴を埋めようと、発泡スチロールやダンボールを投げ込んでいたようなものです。
土じゃないから、ちゃんと埋まらない。乗ったら沈む。

私のように、他兄弟が優秀で劣等感を逞しくしたパターン以外にも、
親が褒める事を知らなかった、むしろ貶(けな)してきた…という人もこうなる傾向があります。

自信がない。
即ち、自分を愛せない…。


向けるべき視線は自分の中なのに、外部へばかり救いを求めて行ってました。
ようやく内面に向けたヒーリングを始めるのです。それが、ホ・オポノポノでした。
続く。

追記。
「もう不満はいわない」
は、不満を言ったらシリコン製のリングを右から左手首に変えるという、意識付けをします。

クリア出来た今でも腕にそれをはめているのは、不満を言わない生活を続けたいからです。
リングをくれた子供に対しての感謝と誓いでもあります。