児童虐待が過去最高だそうです。
安いファミレスやホームセンターに行くと、泣く子どもに怒鳴る父親、無視してどんどん歩いていく母親…予備軍的な親を沢山見ます。
きっとあの人達も同じ事を親にされてきたんだと思います。
虐待は連鎖する。

他人事ではなく、私もネグレクトだったので子どもにどう接していいのか長年分かりませんでした。
動物に対しては無償の愛が溢れ出るのに、我が子には出ない。
この矛盾にも苦しみました。
これですよね。人は裏切る。気分で人を害する。
母も父もとても気分屋で、そのギャップに付いて行けない事が多いでした。
父なんかAB型だったからか、良い時と悪い時は別人のようだった。

ハッキリとした虐待があった場合の方が、実はインナーチャイルドの回復がスムーズに行く気がします。
恨めるから。怒れるから。
原因もハッキリ=腫瘍がモロ分かりの手術のようなもの。

長引くのがびみょ~~~な機能不全家族です。
私もその部類です。
あからさまな虐待は無かったけど、心理的に苦しみを味わった。
でもびみょ~~過ぎてそれが当たり前と思い込み、癒しのステップである恨み・怒りの燃料が足りず、不完全燃焼で苦しみが長引きます。

いつか愛されるかもしれないと、親の周りをうろうろしては得られず、哀しみを味わう。

占星術では、年齢期に惑星を当て嵌めて成長のストーリーにしています。
月は0~7歳までを現します。
また月は母親を現すので、この期間の子どもは母がすべて。
心理学でもそうですよね。
幼少期に必要な愛が得られない=月が満たされないと表現します。

達磨落としのように、月が土台で、その上に水星・金星…と積みあがっていく。
月が満たされていない…スカスカだと、当然上がグラグラします。
土星年齢期の60歳になってもそうです。
父は69歳で亡くなるまで、最期まで愛してくれなかった母親の恨み言を言っていましたから。

そしてこの達磨落としは、親の上に子が乗る。
グラグラの上に月を乗せても、ずっとグラグラ。これが世代間連鎖。

子供に問題があるのではなく、親の問題が投影されてるだけです。
親が変われば、間違いなく子どもも変ります。

その為に、ずっとインナーチャイルド療法を行って来ました。
Youtubeやサイトを見て独学でしたが、かなり掘り起こして改善したように思いました。
ずっと親への恨み節を言っていたのを、今度は内観療法に切り替えて感謝できる所を探したりしました。

ところが、やはり満たされないんです。
月のクレーターが元に戻らないように、この穴も埋まらないんだろうか…
そう思っていた日々に、松村潔先生の月解釈が目から鱗でした。
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世の中に「人はこうあるべき」という基本的な教科書のような枠があると想定すれば、
そこからおおいに逸脱する傾向を持つ資質は心の傷と見なされます。

(※機能不全家族=インナーチャイルドの事を言っていると思います)

しかし、そのスタイルで個人の礎的な人格が形成されているため、
傷ついた感情が再現されたときに、その人は自分らしさを感じてしまうのです。
幼少期とても寂しい体験をした人は、その戒しい体険をするたびに、安心感や自分らしさに戻っていた情を感じることも多いのです。

私も昔は、こうした月の傷に関しては癒すべきだと考えた時期もありましたが、
最近はその考えは間違っていると思うことが多くなりました。
どんなに特殊な型でも、心の型ができてしまうと、それが休息するための居心地のよい心の家になってしまうし、
それが穴だらけのあばら家でも、そこに懐かしさを感じるのです。
=====引用終わり


月はオートマチックにこの過去の傷を居場所として再生するらしいのです。
フラッシュバックとも似てますが、心地よさを感じるのが、まるでリスカをするとセロトニン(安らぎホルモン)が出るのにも似ています。

ここでも何度も母と父の恨み言を書いているのは、
そうする事で、懐かしい子供時代に帰っているのではないかと…。
心の傷=あばら家でも安心する所。
確かに、実家は凄いあばら家でしたが、地震で壊れて新築に住んだけど、夢で見るのは常に古い家です。

私はインナーチャイルドは癒すべきと思ってきました。
しかしどんなアカン両親で傷つけられたとしても、心の傷が「両親を思い出し安心するもの」だった場合は…無理に癒す必要無い気がしてきました。

リスカのように不毛な行為でも、安心するならいいじゃないか。
ちょっと悲劇のヒロイン症候群にも似てますよね。
可哀想な自分が可愛い。

子供って健気だと思いませんか?
どんな親でも愛してるし、愛されたいと思っている。
父親との関係が良くなかった人は、かなり年上の男性と結婚する傾向があります。
それは父親の愛を取り戻したいから。

これを良し悪しで判断するのは…出来ない。

以下本の内容を私なりの意訳で書きます。
月の現すのは感情。幼少期に吸収して習慣=自動化するもの。
例えば、日本人は麺をすする音を立てますが、これは親がそうしていたからする。
見て真似る=習慣になる=違和感を感じない。

ここに知性=判断能力はない。それは次の年齢域(8~15歳)水星の役割。
もし外国に行くとして麺をすすらなくする為には、
・海外で麺をすするのはマナー違反
・すすらないように意識する
・それを無意識でも出来るようになる
と、理性を使って訓練していき、習慣化すれば月のオートマチックから解放される。

ここら辺を使ったのが、認知行動療法。


お金が無いと愚痴ってる人は、お金を得ても愚痴り続ける…わしか。
月のオートマチック作用です。
父が借金魔だったので、母は子供の私にも「家計が苦しい」と愚痴り続けました。
私だけ短大すら行かせて貰えなかったのも、「お金が無い」という基本感情を受け付ける事になりました。
「お金が無い」と思い言う事で、母の月を投影し反射していたんです。

この事に気づける事が、水星の力。
知性と認知力、処理能力。

「お金が無いわー」
「あ、月の反復してるわ」
「実際無いの?」
「親みたいな借金はないわ」
「じゃあ平気じゃん」
「お金あるわ」

…ってこれ、前も書いたような(笑)
すっかり忘れてまた習慣化(自動思考)してたんですね。


習慣にするのが一番この世で難しい。ホ・オポノポノも続けてますか~?
受験勉強は猛勉強しますが、期限付きなので付け焼刃。
習慣的に毎日12時間勉強できる人には到底かなわないわけで。

七つの習慣でもその事は書いてます。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
スティーブン・R・コヴィー
キングベアー出版
2014-05-23


なぜ難しいのかの理由は今回分かりました。
三つ子の魂百まで=月の自動化だからですね。

痛みを懐かしいと思うのはありますね。
マゾだし。
最初は両親を恨む事で、今の自分が苦しいのはそのせいだ!と正当化してると思っていましたが、
確かに最近父の事ばかり書いてるわ。
どうしようもない人だったけど、製造元なんで。どこかに愛したい希望があって。

もう傷を慈しむ方向でいいんじゃないかな。
「金がない」的な思い癖は少しずつ修正していくとして。

最近思うのは、親のせいにしているのは自立してない証拠だと。
動物の子離れは、完璧なタイミングで起るそうです。
鳥は飛べる、子狐は狩りが出来るタイミング。
それまで親はとことん献身的に愛情深く生きる為の術を身に着けさせる。

これが月が満ちるという事。

ところが人間だけは、脳みそが要らんとこ肥大したせいでこの本能を忘れてしまった。
成長も動物に比べ遅い事から、「時間あるしー」とダラダラ育て、巣離れのタイミングがどんどん遅くなる。

毒親育ちの大人が周りに「早く家を出ろ」と言われても出て行かないケース多いですが、
これは「僕の月は満たされてないから、巣立ち出来ないよ!」という事。

でも身体はもう大人ですから。
水星・金星(外界への興味)・太陽(自己実現への欲求)・火星(世に打って出る!)を使えば何とかなる。
親からの精神的・物理的独立。
これが負の世代間連鎖を断ち切る力。

日々意識=習慣化。

あと月は居場所ですので、自分の月星座やハウスの意味する所をとことん満たせば、太陽に力入るそうです。


自分の月星座についてあれ?と思ったので↑の記事追記してあります。

…人間って面倒な生き物ですね。
これから解放されるのが死だけとしたら、存外死も悪くないような。
あ、もちろん自死はダメですよ。
パソコンの電源急に落とすようなもんで、プログラム壊れますからね。
来世に影響する。経験者語る。

松村潔先生の月解釈はまだ続きあるのですが、またの機会に。