職場で苦手な人が居ます。
仮名ハンさん。雌鶏に似てるから…。

仕事はできる。早くて正確。
しかし神経質で掃除のレベルとか仕事の速さも人に同じレベルを要求する。
姑になったら絶対に障子を指で拭きフーッとやる感じ。

そんなハンさんと仕事する事になっちゃって、そりゃもー猛烈ア太郎なくらい早いんですよ。
私は初めてする作業だったので、慌てず丁寧にマイペースでやりました。

少し前だったら…彼女のペースに無理に合わせてたと思います。
それをしていたのは、
・優秀に思われたい
という一念から。評価を他者に求める他人軸な生き方をしていたんです。

更に思い出したのは、歯医者に勤めていた頃。
ブラック…というかガチの犯罪レベルの歯医者で、
まったく免許も持たない私に、歯の中の作業もやらせようとしていました。
先生の器具渡しだって、した事ないのに上手く行くわけない。

慌ててミスばかりの私に、先輩が、
「頭の中で単調な音楽鳴らすといいよ」
と教えてくれました。
すぐ浮かんだのが…検索して初めて知りましたw


結構これで、焦らなくなったんですね。
ハンさんとの作業もこれを思い浮かべました。

氣が上に上がると疲れるので、丹田に意識を集中し、呼吸はわざとゆっくり。
けして相手のペースに合わせませんでした。

ハンさんはずっとピリピリイライラしていて、けして良い状態じゃなかった。
彼女は何故あそこまで無理してしまうんでしょうか。

他人軸だからですよね。
なまじ仕事ができるから、家庭でも全部1から10までしてきたんでしょう。
誰も頼らずに、頼る事を知らずに。

「私がこんなに一生懸命なのに、みんな認めてくれない!」
「悔しいから、私のレベルにみんな合わせなさいよ!」

だから、いつも人のミスを連絡帳に書き連ねる。
あ、この記事で「うちの縄張り入るな」と言ったのハンさんです。


私も腹立ちついでに、
「私、売店部に入れませんので、昼の方補充お願いします」
と書いたら、それ読んだらしく今日、

「私は戸締りを完璧にしていくから、マニさん入ってガスとか戸締りして無かったら私のせいになる」
と言われました。
1度だけ電気消し忘れてたけど、あとはちゃんと綺麗にしてたし、
消し忘れたの私!って素直に謝ったからハンさんのせいになるわけもない。

嘘だな。
「うち手伝わないくせに、勝手にうちのテリトリー入らないで!」
が本音だろう。

むしろそう言ってくれた方がスッキリするのに。
キツイこと人に言うくせに嫌われたくない。良い人ぶりたいのね。

少し前まではこの人の機嫌に右往左往する自分居ましたが、今では俯瞰で見てるだけですね。
感情も乱されない。
インナーチャイルドの統合をして、自分軸取り戻したからです。

人から何と思われようが、それはその人の反応する心の問題なので、キニシナイ。
悪い事してない、言ってないと自信がある場合、不機嫌になろうが関係ないのよ。

前までは、表裏の激しい人が許せませんでした。
フリースクールでチクってた人。
相変わらず良い人仮面の嘘ばかりですが、何だか「フーン」で流せてる自分が居た。

好きの反対は無関心ともいうけど、それだけじゃない。
彼女の「嫌われたくない」という恐れと不安が私にもあったからなんですね。

自分の中に相手と似た要素があると、ムカつくわけです。
投影というそうな。

私は自分の中の「嫌われたくない」「周りの評価が怖い」という弱さを認め受け入れ、許したので、彼女に対して何も思わなくなったんです。
ハンさんに対しても同じ。

ハンさんは自己肯定感低い人です。
私が褒めても、強い口調で「そんな事ない!」と否定します。
理想の自分がエベレストなんでしょう。
自己否定の塊。
だから他人も否定する。

かつての私も同じでした。
まだ癒せてない傷が、ハンさんを通して現れたのでしょう。
なので私の責任。
潜在意識の浄化をしましょう。
ごめんなさい、ありがとう、許してください、愛してます。

ほんと、私のカリキュラムはシンプルで解りやすいですよね(笑)
そして変化が早い。


前に太った人で表現しましたが、最近青い車が嘘みたいに目に入るんです。
前までは入らなかったのに。
自分が青を買ったから、視点の集中が変わった。

世界はどこにポイントを置くかで180度変わる。
ゴミの落ちてる地面を見続けるか、
澄んだ青い空に飛ぶ鳥を見るか。

自分の人生は、自分でコントロールできる。創成できる。
生き証人として、ガンガンアセンションして行きますわよ?


なぜかうまくいく人のすごい無意識
梯谷幸司
フォレスト出版
2018-10-20

大体、今まで読んだ本と内容は一緒だったけど、
ホリエモンのいう事に似てるなーと思ったら、例に出て来たw
無意識のひねくれ者具合は、うちの父を思い出させる。